人類の最大の発明は分業です。力持ちは力仕事、手先が器用な人は道具作りや裁縫、弓矢が得意な人は狩りをする。分業がどんどん進んだ結果、人類は月まで到達し、スマホひとつで買い物できるようになったのです。人はひとりでは鉛筆１本作ることが出来ません。ところがこの大発明は産業革命を機に変化します。多くの人は得意なことではなく、より稼げること、社会的地位が高いことを仕事に選ぶようになっていきます。現代社会が抱える閉塞感はここに原因があるのではないでしょうか。仕事とは単なる生活の手段ではありません。得意なことで人の役に立ち必要とされること。それは生きていく目的そのものなのです。社会には人の数だけ仕事があります。なぜなら人は一人ひとり違うから。私たちはそれを信じて全ての仕事を整理し直すことにしました。同じように見える仕事も実はひとつひとつ違う仕事なのです。「たったひとりのための、たったひとつの仕事」その運命の糸を繋ぐことがこのサイトの役割です。